コラム

位牌や仏壇の処分について

2023年05月09日

引っ越し整理や遺品整理、空き家のお片付けを行うときに心理的に処分がしにくい物の代表格として、位牌や日本人形の処分に関するご相談をいただくことがあります。

 

故人を祀る位牌や無病息災・五穀豊穣などの先人たちの願いや思いが込められた日本人形を処分することは、どこか罰当たりな気分で、つい躊躇してしまいたくなるものです。

そこで、今回は供養を伴う処分品のご紹介をいたします。

 

●位牌を処分する際の注意点

一般的に位牌は故人を祀り、供養するために作成されます。つまり亡くなった方その人そのものと言えます。

一度、処分してしまうと再度作成するにも時間を要します。

基本的には安易な処分は避けていただき、可能な限りは継承していただくことをオススメします。

 

継承ができない・引っ越し先に仏壇のスペースがないといったご事情から処分を行う際は、

位牌の供養を行ってから処分をする手順を取っていただくことが良いでしょう。

 

1.供養を行う

閉眼供養と呼ばれる対象となる個人やご先祖様の魂を位牌から抜き取る執り行いをします。

菩薩寺に依頼することが一般的とされていますが、自宅にお呼びして読経していただくこともできます。

 

供養後は不要になった位牌をお焚き上げまでお願いできるお寺もあります。

まずはお世話になっているお寺さんに供養の必要性と手順についてお尋ねください。

 

2.処分する

供養からお焚き上げまでしていただけることが大半のケースです。

お寺やその他の事情によりご自身で処分をされる場合は、お住いの自治体毎の廃棄ルールに沿って処分していただけます。

 

また、ご購入された仏具店で引き取っていただけるケースもございます。

位牌と一緒に仏具の処分をご検討されている場合は、お問い合わせしてみても良いかと思います。

 

●日本人形を処分する際の注意点

一般の家庭ごみや粗大ごみとして処分することは可能ですが、どこか後ろ髪を引かれる気分は否めません。

位牌と同様に供養を行い、処分することもできます。

人形供養を行う寺社は全国各地にあるので、検索でお探しいただくことができます。

 

一般社団法人日本人形協会では、1箱単位で郵送にて引き取るサービスも行っております。

箱に収まる数量であれば、このような代行サービスも選択肢の一つと言えます。

 

▼人形感謝(供養)代行サービス(一般社団法人日本人形協会)

https://www.ningyo-kyokai.or.jp/kuyou/

 

位牌や日本人形の処分をご検討中の方に注意していただきたい点は、家族やご親族の間でも信仰深さや価値観が異なるということです。

 

やむを得ない事情から処分をご検討されているはずですので、周囲の方々にご相談いただき周囲の納得や理解を受けることをオススメします。

 

今回は心理的に処分しにくい代表例として、位牌や日本人形の処分についてご紹介させていただきました。

当社では位牌や日本人形の処分代行についてもご相談を承っております。

ご供養の有無も含めてのご相談をいただくこともできます。

 

 

不用品回収・供養代行のご相談は、下記までご連絡をお願いいたします。

TEL:0120-964-751

現地訪問見積、お電話、メールでのお見積、ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。

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